【起こし方】
ケバ取り
・「あー」「えー」「あのー」「そのー」「このー」「なんというか」「ですね」「さー」「ね」等は、ケバとして削除する。
・相づち(「ええ」「はい」「ああ」「うん」「ごもっとも」「そうですね」等)は削除する。
・オウム返しの言葉は、削除する。
・助詞の補完はしない。
・重複は削除する。
・言い直しは、原則として、後の発言だけを表記する。
・話者の口癖で、無機能語は、適当に削除。
・あとは、ほぼ聞こえたままで起こす。
ケバ取り軽く整文
・やっぱり、結局、私、僕、いわゆる、いうような、いうふうな、などが話者の口癖として頻繁に発言される場合は、冗長語、冗漫語として削除する。必要なものは削除しない。
・語尾の「よ」、「ね」などは、ケバとして削除する。削除すると不自然になる場合は残す。
・重複語は削除する。
・必要以上の丁寧語、尊敬語は言い換える。頻繁に発言される場合で、すべてではない。
・文章の前後関係から、まったく意味のない発言を途中で中断した場合は削除。
・助詞の誤りは訂正する。私が行きました→私は行きました
・助詞の省略は補完する。私行きました→私は行きました
・い抜き言葉は訂正する。例:そこに行ってました→そこに行っていました
・ら抜き言葉は訂正する。文例:食べれる→食べられる
・けど→けれども
・ん→の やるんです→やるのです 会話の流れから不自然な場合には、そのままにする。
・いろんな→いろいろな
・やっぱり、やっぱ→やはり
・話し言葉を書き言葉にするが、ニュアンスを残す場合はその限りでない。